2024/10/28
令和6年10月8日(火)、シン農業プロジェクトメンバーが、新潟食料農業大学を訪問し
園芸学・育種学・生活科学を専門とする比良松教授と面談し、プロジェクトのテーマ
である有機農法について意見交換を行いました。
冒頭、轡田委員より当協議会の「シン農業プロジェクト」について、有機資材の笑愛ボカシ
やアスカマンの県内における使用実態を中心に説明を行いました。
比良松教授からは、農業に関する担い手不足の問題や採算がとれる有機農法が必要である
ことのお話があり、今後は、農作物を買う側が有機を意識して購入に繋げる環境づくりが
重要であるとのことでした。有機農法に取り組む人が増えるには、成果目標づくりが大事
であり、変化が起こっている農業の現場はあるとの説明がありました。
また、有機物を使う農業では土の中の微生物の分析が重要で、硝酸体窒素をいかに増やし
バランスをとって環境負荷を軽減するかにかかっているとのことでした。
ヒアリング後には、実際に学内の圃場を見学させていただきました。