（一社）新潟県測量設計業協会様主催の「令和6年度　独占禁止法関係研修会」が、新潟県トラック

会館6階大研修室において、令和６年12月６日（金）に開催されました。

この研修会で「（一社）健康ビジネス協議会の新たな取組」と題して、当協議会の会員企業とオン

ヨネ株式会社が共同開発した「肚力VEST」の開発事例を発表しました。

まず初めに、当協議会佐々木常任理事より「健康ビジネス協議会」の設立の経緯や活動の目指す

方向性などの説明を行い、三部会活動や認証制度などの概略について発表いたしました。

続いて、HAS推進副委員長の渡辺理事よりHASの考え方に基づいた「腰痛防止」対策製品の開発

過程について発表が行われました。

HASは、2030年の超高齢社会で、あるべきシーンをバックキャスティングの手法で想定したもの

で、デザイン思考による製品開発が適しています。

HASプロジェクトのテーマの選定にあたり、人口減少の影響ばかりではなく、「ものづくり」に

憧れる若者が減っていることと、作業員の高齢化も顕著となっている建設業の深刻な人手不足の

問題に焦点を絞ることとしました。

高齢者の作業負担を軽減したり、就労期間を延ばす効果のある商品・サービスがあればビジネス

チャンスが生まれます。

そこで、建設業における人手不足と高齢化の課題解決に向けて、このような商品があれば現場の

人が助かるといったようなニーズ調査を実施し、製品開発することとしたものです。

このような経緯を経て製品化が進められているのが、本日ご紹介するオンヨネ株式会社と当協議

会が共同開発した腰痛防止のサポートウエア「肚力VEST」になります。

 

 

次に、オンヨネ株式会社企画開発部岩内課長より「肚力VEST」の製品開発の経緯と商品の優れて

いるポイントについて説明させていただきました。

その後、会場のみなさまより試着をしていただき、良好な評価をいただくことができました。

いよいよ2025年春には、製品化される予定になっています。